紫蘭さんの化石研究

デッキ投下、オタク語り。

レヴュースタァライトを見た話

どうも紫蘭です。


前々から気になってはいたものの手を出すまでにはならないかな、なんて思ってたら再び無料公開&アプリサービス開始と、なにかと波に乗っていたので、ついに「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」を見ました。
新しくアニメを全話ぶっ通したのはシンカリオン30話以来でしょうか。



良くも悪くも想像とは全く違った内容でした。せっかく無料公開されてるので詳しいストーリーは伏せるとして、感想を適当にまとめておこうと思います。



まず全体的に。12話構成らしく、それぞれ1〜2人ずつスポットを当てて話を進めるのは無難かつ堅実。“7”話で“なな”の話なのはちょっとクスッと来ましたね。で、強キャラ感溢れる真矢とクロの2人について。主役の座を取る目的を言ってくれた前者はともかく、後者の立場がいまいち不明瞭だったのが少し残念でした。トップを走る者こそ、そのプライドはより強く語られるべきでは?と。


見る前から「推しを決めてアプリを始める」ってことを目的としていたのですけど、結局誰が推しかと聞かれると微妙に答えづらいんですよね()
強いて挙げるなら双葉か純那ってところでしょうか。特に純那のななを励ます台詞は1番印象に残ってますね。

同じ「名言を引用し、鍵になる回で自分の言葉を添える」という点で連想したリリエンヌ。




さてここから若干不満な点。


毎度毎度感じていたのは、「レヴュー時の戦闘面」。特別現実離れした場所でもない割にはぴょんぴょん跳ねたり激しく切りあったり…。日常パートで演劇のレッスン面は推されてたのに対して、殺陣の練習がほぼ見られないのもあって、違和感が残りました。練習したところであんなこと出来るのかって話でもあるし、そもそも得物が演劇とは違うジャンってなってくるんですけど。
まぁそこは「アニメだから流せ」と言われたら何も返せないのですけどね。


加えて、各話のメインキャラクターが対峙している間、中途半端に他の人達も戦っているもんだから、ランキングっぽいアレがほぼほぼ空気になってたことですかね。「誰ちゃんが何ちゃんに勝ったから誰ちゃんは何位だな」なんて考える間もなく話の最後に順位発表されて「あ、そうなん」って適度になっちゃいました。


そして最後の『スタァライト』。あれだけ本編丸々使ってゴールとしていたのに、ちょっと肩透かしな終わらせ方だったなぁと。1年前のそれは後夜祭のようなものまでしていたのだから、今回の『スタァライト』も同じく後夜祭や、彼女達の成長を讃える観客の声なんかあっても良かったんじゃない?って思いましたね。


個人的な総評としては正直中ぐらいでしょうか。やはり問題は結局話数かなぁと。仮にもう少し長くしっかりと日々を送る描写があればもっと好みだったのかもしれません。ひかりが消えた間、虚無的に過ごす華恋のシーンが短すぎた気もします。



こんなところでしょうか。
素直に「面白かった」って意見ではなかったのはすいません…。
あちらこちらで取り上げられて、放送当時は軽く覇権のような感じだったのでどこか期待し過ぎていたところもあったのかもしれませんね。
でも、「何か目的を決めて頑張る話(ハナヤマタ然り、アイカツ!然り)」は大好物だったので、実際この作品も食い入るように見ていました。

…周回しながら。