紫蘭さんの化石研究

デッキ投下、オタク語り。

武神といふ名の《ワシンジン》

タイトル統一しろ定期




どうも紫蘭です。
最近めっちゃ寒いですね。日中動くとあったかいので服装なんかは非常に悩むところです。




そんな皆様の為に、今HOTかつアツいモンスターをメインに据えたデッキを紹介しようということです。




武神帝-カグツチ》(推定7000度)


私が一応パワー高めのデッキとして握っている【武神帝-カグツチ】、というより【月光武神】の紹介です。
巨大戦艦なんかより解説したいデッキ、ありましたね()




今更武神なんて何がHOTなのか、と思うでしょう。最近これといった新規もなく、全国の武神民さんはLVPに失望しているところでしょう。私もです。


だがしかし、私のは【月光武神】。その新規云々の話は一旦タルタくんにでも咥えて貰って、とりあえず現状の構築を見てもらいましょう。


・コンセプト
組むに至ったベースとなる案は《武神帝-カグツチ》と《月光紅狐》の噛み合いの良さ。カグツチの効果どの効果で墓地に送られても紅狐は効果が発動し、紅狐自身もカグツチの素材になるという点。
さらにいざ月光関係を調べると、なんと《月光虎》が《武神-ヒルコ》とピッタリスケールのあうという脅威のシナジー。虎自身なかなかぶっ壊れた☆4製造機なので、初動をカグツチとしてデッキをひたすら掘り、ゼピュロスなんかが落ちるとさらに加速…なんて楽しいデッキになっています。

この特性上、武神器モンスター達はほぼ『墓地効果の武神器』ばかり採用しています。カグツチをさらに強固にする《武神器-ヘツカ》はもちろん3積み。でも、デュエル自体がマンネリ化しないように《武神器-オキツ》は1枚だけになってます。
また、たまに聞かれることですが、《貪欲な壺》等の不採用理由。まぁ簡単な話で、カグツチの墓地肥やしの質を高める為です。初手に握れば強いけど、デッキから落ちる15枚にあればゴミなんてカード採用するに値しません。

そして武神のことを少しでも知っている人ならば気になるであろう《武神器-ハバキリ》のピン積み採用。『ドカドカ墓地肥やしするデッキなのに手札効果の武神器』であり、『手札に握りたいのにピンとかやる気あんの?』となることでしょう。
その採用理由は2つ。1つは《武神器-ツムガリ》(ほぼオネストの人)がクソ強いので、打点解決手段には別に困ることはないということ。そしてもう1つは…



小法師ヒダルマー



言わずと知れた武神新規。武神器を使って出せ、武神器を回収する効果を持つこのカード。攻撃を通すことで墓地に落ちちゃったハバキリを回収するという寸法です。

…ですが、打点はせいぜい18〜1900あたりなのは使ったことのある人ならご存知の通りでしょう。攻撃通ったらいいなーぐらいの感覚で使うのが一般的だと思います。

だがしかし、私のは【月光武神】(しつこい)。前述の通り、このデッキは『カグツチで紅狐を落とす』のがベースなので、いくら打点が高かろうがヒダルマーの攻撃は通りやすくなっています。

さらにダルマ関係のシナジーは止まりません。こいつのお互いのバックを割る②の効果、これで用済みの《炎舞-天璣》や、《月光虎》を破壊することで更なる展開へと繋げることも出来ます。武神のバック破壊手段はせいぜい《武神器-ハチ》程度。一応積んでるとはいえ、エクストラデッキから手段を用意出来るに越したことはありませんね。




さて本題。HOTな話題を咥えたままのタルタくんもそろそろ出番です。
このデッキ、《殺炎星-ブルキ》が採用されています。理由としては、展開の中〜終盤で《魁炎星王-ソウコ》を出した時に、それ以降『ソウコがEXゾーンまたはマーカー先を埋めてしまう』という大事件があるからなんですね。
まぁそんな理由で何となく採用していた炎星要素ですが…

なんやお前(歓喜

LVP2に収録される炎星新規《炎星仙-ワシンジン》。こいつの詳しい運用は他の炎星民様に任せるとして、このデッキにおいての彼は、『カグツチで落ちちゃった天璣を回収しつつ、タダで蘇生出来るブルキをピンポイントで落とせる』バケモノになります。ターン中の仕事量はあのハリファイバーより上です(?)
つまり、カグツチで落ちるカードのうち、天璣さえもアタリになったということ。天璣に触れる機会が増えるので、手札の質も良くなるというものです。

で、天璣に触れる機会が増えるということは『炎舞全般に追加で触れるようになった』ということ。天璣しか積んでないこのデッキでは、ソウコが若干腐り気味になったりします。
ここに挿す炎舞として挙げられるのは《炎舞-玉衝》や《炎舞-天璇》あたりかなと思っていますね。


また、月光サイドも色々新規は来ています。下級として収録された《月光翠鳥》《月光黄鼬》は、紅狐と同じ『効果で墓地に送られた時』の効果を持っており、いずれも強力。
まだまだこの【月光武神】も非常に練りがいのあるデッキということです。




・終わりに
さてどうでしたでしょうか。まだまだ可能性を秘めた【武神】というテーマ。これもまた新規を貰い続け、昨今のデッキに喰らいつけるポテンシャルは秘めています。昔のように「ヤマト高いやんけ」なんてことはなく、このデッキを組んでみるなら月光も再録パラダイスなので格安で組めるでしょう。


この寒くなるシーズンにLVPと共にHOTな話題になれば幸いです。