【遊戯王Advent Calendar 13日目】勝敗概念とデッキ構築
この記事は「遊戯王Advent Calendar」の企画です。
/FF外の企画に参加したクセ自重する気ないよ!\
フォロワーの方はこんばんは。それ以外の方は初めまして。紫蘭です。
企画としてはちょうど折り返しあたりでしょうか。
アイドルさんの記事面白かったですね!《ゲート・ガーディアン》で《シフト・チェンジ》を取り上げるの、なかなかエモいと思います。
→【【遊戯王Advent Calendar12日目】ゲート・ガーディアンとは - 遊戯王 カード考察】
まぁ開始数日で書きたいことがダブるみたいなことも書き残そうと思いましたが、ウダウダ前置きしても鬱陶なので割愛。これもリレーの面白さですからね。
遊戯王の記事ということで、カードゲーム(或いは対人コンテンツ全て)の根本と、それに対しての私の在り方をつらつらとならべていこうかなと。
勝敗概念。
ほぼほぼ全て、少なくとも“対人”と付いてる以上は必ず付き纏うモノです。相手をどう負かすかだけでも無限の駆け引きが生まれ、戦略を練る楽しみは、プールが増え続ける限り終わりを迎えません。
さて。
例えば適当なサバイバルゲームのようなものを挙げましょうか。
強い装備、テクニックの向上。色々な相手と戦い、敗者を自分の下に築く。
コミュニケーション的な側面はだいたい全てに当てはまるので省くとして、ゲームを続ける理由はこのあたりからくる多幸感が殆どでしょう。
これはそのまま遊戯王に輸入できる概念ですね。
比較的可視化されたメタゲーム。何十年と続くコンテンツであり、既にカードプールは無限。また最近は特に効果範囲がガバガバなので、様々な展開ルートやコンボもみられ、ヒトの数だけオリジナリティ溢れるデッキが組めますね。
だがしかし。
このまま遊戯王をしようとすると、最初の最初にひとつ省略されたステップが存在します。
…。
「戦略を練る」段階ですよ。
……。
「どう勝つか」「どう負かすか」という対人ゲーとしての固定観念を取り払い、そこでやっと見えるのは、
「勝つつもりか」「負けるつもりか」
ですね。
勿論、ここで「負けるつもりでデッキ組もうぜ!!!」とか勧めたら炎上待ったなしなので、私のデッキを2パターン挙げながら解説していきますね。
そういえばなんか最速で負けるデッキがあった気が
①:「実質勝利」のタイミングを自分が決める
簡単に言うと、このコンボ決めれたらもう勝ち(実質勝ちでええやろ)みたいなことです。
これは私のデッキでいう、【神竜】【ビ元ハ】が該当します。
後者はクソデッキなので置いておいて、この【神竜】というデッキは、
《神竜ーエクセリオン》
《神竜 ラグナロク》
《神竜 アクアバザル》
《神竜 アポカリプス》
の4体を盤面に揃えて「終末感を出す」ことを勝利として設定したデッキです。さらに様々な縛りを設けた上で組んでいるので、組んでは崩しを繰り返しています(
この4体、揃うことでなにか起こるわけでもなく、現状この4体なら出せるようなリンクモンスターもいません。
つまりこのデッキは「ゲームとしての勝利を求めてなく、ただゲーム中の満足感に浸るだけのデッキ」なわけですね。裏を返せば、「揃わなければ実質負け」ってことです
ですがただ、「神竜揃えたら満身創痍」みたいなことになってはそれはそれでどうやねんなので、ちゃんと真面目に組んでますよ。縛りはしてますけど。
多分このパターンのデッキはそれなりに見かけると思います。ゴールの難易度はともかく。
②:「実質敗北」の場面が訪れる
これは私のデッキでいう、【煉獄ウェムコ】が該当します。
このデッキは、私の相棒である《救世の美神ノースウェムコ》をめいっぱい活かす為に組まれたデッキです。
『救世』の名と対比させるように『闇』を連想させるカードを軸に採用。大量破壊を生み出すカードと《ウェムコ》を揃え、自分の盤面にて独自の世界観を演出する、いわゆる「紙芝居」にも当てはまるデッキです。
また、さらに世界観を深める為に『世に同一の存在はあり得ない』ことから《ウェムコ》はピン積み。生死の再現を明確にする為、蘇生カードや回収カードの類いは採用していません。
つまり、この所詮マジェ耐性27打点の《救世の美神ノースウェムコ》が突破された時点で、世界観上バッドエンド=敗北となるわけです。(一応、ノイドのリソースなどもウェムコ着地あたりで枯れるように調整しているので普通に試合も負けます)
ひとまず。
私はデッキ組む上でひとつ、1番初めのチャートとして「このデッキ勝たせる?どうする?」ってコトを決めてるんだよって話でした。
そう、この企画開幕の紙芝居ラッシュとダダ被りしたわけですね()
ただしっかり私自身の構築論も話せたので満足しています。
さいごに。
私は普段はこんなことや あんなことしかしてない気ままな人物なのでフォローはいりません。
次回はオオニシさんの記事となります。
→【くもまもの】
以前からRTで流れてくるサイバースの記事をよく読んでいましたが、大変ユーモアに富んだ文章で読みやすくて好きですね。
(今本人だと知った)
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